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カメラのキタムラ一斉閉店の理由とは?閉鎖店舗リストと倒産の可能性

こんにちは、ぶろじんです。

今日の話題はカメラのキタムラの一斉閉店についてです。

カメラのキタムラといえば写真用品をあつかっているお店としては日本一の店舗数をほこっていますね。

そのキタムラが129店舗を閉店するというものです。

なぜいくつものお店をまとめて閉めるようになったのか?そして今後はどうなっていくのでしょう。

気になる点がいくつかありますので調べてみました。

早速見ていきましょう。

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カメラのキタムラ一斉閉店の理由とは?

カメラのキタムラの創業は1934年、高知県高知市に開いた”キタムラ写真機店”が始まりです。

その後1970年に改名され株式会社キタムラとなっています。

2009年には”カメラのきむら”と”SNAPS!”が統合されて、名前も”カメラのキタムラ”とします。

この統合で当時のお店の数は943店舗になりカメラ専門店としては日本一になります。

デジカメのプリントの対応するために、いち早く設備を導入して体制を確立してきました。

またインターネット販売もおこなっており、手に入りにくいカメラやレンズも取り扱いしています。

その他に中古品も専用サイトに掲載しており、自分の住んでいる近くの店舗に取り寄せることも可能になっています。

カメラ以外の商品は基本的に取り寄せ販売としておりますが、購入についてはたとえ取り寄せでも義務ではなくキャンセルもできるそうです。

そして、ここ数年は携帯電話の販売にも力をいれていました。

2016年4月~9月の連結決算は、売上高が2015年の同じ時期に比べ10・4%減って649億円となっています。このときの営業損益は33億円の赤字でした。

また同じ2016年4月~9月には12店舗を閉店し、この時点で約850店舗となっていました。

その理由ですが、

本業のカメラ販売が伸び悩むなか、注力していたスマートフォン(スマホ)の販売が落ち込んでいるためとみられる。端末代を「実質0円」とする値引きを規制した総務省の指導がスマホの売れ行きを直撃し、一斉閉店に追い込まれた格好だ。

この事がキタムラが全国にある店舗の中から129店舗を閉店することになった理由ではないでしょうか。

直近の退店についてはコメントできないとしながらも、店舗の体制については常に見直しているそうです。

ということはさらに閉店になる店舗が出てくる可能性がありそうですね。

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閉鎖店舗リストと倒産の可能性はあるか?

今回閉鎖になる129店舗のうち22店舗と日付は次のようになっています。

店名場所日付
室蘭・宮の森店北海道室蘭市1月16日
八幡平・マックスバリュー西根店 岩手県八幡平市 1月24日
那珂湊店・茨城県ひたちなか市 1月15日
那珂・イオン那珂町店  茨城県那珂群1月22日
水戸・渡里店 茨城県水戸市 1月16日
市原・マックスバリュー・辰巳台店 千葉県市原市 1月9日
横浜・イオン本牧店  神奈川県横浜市1月19日
横浜・若葉台店 神奈川県横浜市 1月22日
新潟・関新店 新潟県新潟市1月16日
新潟・寺尾店 新潟県新潟市 1月16日
小松・イオン小松店 石川県小松市 1月24日
長野・東部町店 長野県東御市 1月16日
津島・古川店 愛知県津島市 1月16日
長浜・イオン長浜店 滋賀県長浜市 1月22日
堺・深井堀上店 大阪府堺市 1月31日
赤穂店 兵庫県赤穂市 1月16日
奈良・イオン西大和店 奈良県河合町 1月22日
広島・高鳥店 広島県広島市 1月16日
山口・サンパーク阿知須店 山口県山口市 1月22日
糸島・前原店 福岡県糸島市 1月22日
上峰・イオン上峰店  佐賀県上峰町1月30日
岩槻・東岩槻店 埼玉県さいたま市 2月20日

その後変更になったようで、

2018年3月までに、全店舗の1割にあたる129店を閉鎖

となったようです。

店舗の閉鎖は計画では2016年度に81店舗、2017年度に48店舗を予定しているんですね。

全店舗の1割を閉店、それもたった2年とは、ただ事ではありませんね。

正確には81店舗はわずか1か月半で閉鎖になるんですが、普通なら倒産になってしまう内容だと思います。

では倒産の可能性はあるかとなりますが、簡単にはならないでしょう。

これで倒産の可能性が上がったのではないでしょうか。

ですがこの状況が来期以降も続くと可能性はもっと高まるかもしれませんね。

まず過去の業績を見てみますと2014年3月期第2四半期は12億円の赤字。

2015年第2四半期連結決算は、売上高が前年同期と比較して7.4%増の725億5900万円となしましたが、営業損失は21億2600万円、四半期純損失は25億500万円となりました。

さらに2016年同期には33億円の赤字。

そして2017年年度の収支は?

あまり好ましい内容ではないと思います。

2014年から見ると純利益がほとんど無いような状況ですね。また不安定な経営になっているようです。

少なくとも現状は安定経営といった内容ではないと思われます。

ところで久々にカメラの一覧を見ていたら、お洒落なインスタントカメラを見つけました。

すぐに写真にしたいときには便利ですね。

まとめ

今回はカメラのキタムラの一斉閉店についてでした。

調べていて思ったのですが、毎年安定して利益を出すのはとても難しいことです。

それに、お店がたくさんあれば必ずしも安定しているとは言えないのですね。

ついお店が多い=安定と考えてしまいがちです。

でも現実は傍から見るほど甘くはないようです。

だからこそ、地味ではありますが一歩ずつ確実に進まないといけないんですね。

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