あなたはご自分の性格をどう思いますか?
”俺ってせっかちなんだよなぁ”とか”私っておっとりしてるの”というように、人それぞれの性格がある思います。
毎日の生活の中で誰とも接することなく生きていくのはちょっと大変です。というより、とっても大変な事ですよね。
特に消極的な方にとっては、この付き合いが苦痛に感じたりすることがあります。
そんな苦痛を和らげるにはどうしたら良いのでしょうか?
あなたの消極的な性格の原因を改善する
あなたがどうしてそんなに消極的なのかを考える前に、どうしたら改善できるか答えを先に出してしまいましょう。
その答えとはズバリ”守り”から”攻め”に変えることです。
つまり待っているのではなく、自分から前に出ていくしかありません。
そんな事はわかっている!と叱られそうですが、それができないのでは何も変わりません。
あなたのその消極性がなぜなのかを知らなければ、改善の方法も見つかりません。その原因を取り除いてあげることが必要です。
まず、消極的になっている原因を考えてみましょう。
- 人と接するのが面倒
- 人と接するのが怖い
- 人に干渉されるのが嫌い
いろいろあるとは思いますが、大きく分けてこの3点で考えてみましょう。
それぞれについてもう少し細かく見ていきます。
人と接するのが面倒くさい
あなたは人間が嫌いなわけではありませんよね?
元々一人でいるのが好きな方もいらっしゃいますが、少なくともこれを読んでいるあなたの本心はそうでないと思います。
確かに人付き合いがもあまり度が過ぎると、自分の時間が少なくなったりします。プライベートも守られなくなってしまうことさえあります。
他人と付き合うことの煩わしさを感じているのであれば、無理やり付き合う必要もないでしょう。
でもあなたが付き合う人っていうのはどんな人たちですか?
あなたと気が合った人たちですよね?
あなたが選んだ人たちですよね?
嫌いな人、気が合わない人と接するのは誰でも嫌なものです。時には苦痛というレベルでもあったりしますが、これっていたって普通です。
ですが、そんなときには割り切ったお付き合いが大切ですよ。ここで上手く付き合わないといけないなんて完璧を求めないことです。
そのあたり、ご参考に人付き合いが下手な人は必見!八方美人がいらない理由を解説を読んでみてください。
もし、プライベートで付き合うのなら相手を選べば良いだけのことです。それにあなたが付き合って良かったと思える人って意外と身近にいたりします。
ただし、見つけたり判断するのはあなた自身なんです。
人と接するのが怖い
人と接するのが怖い場合には思い込みが強かったりすることがあります。
それはどんな場合かと言いますと、例えば”こんなこと言ったらどう思われるだろう”とか”あの人に嫌われているのではないか”といった心配や不安があります。でも実際にはそれほどでもない事が多いのではないでしょうか?
他人はあなたの全てを否定しているわけではありません。
つまりあなたの欠点だけを見ているわけではないのです。あなたの優しさや思いやりがあるところなどのプラスの部分も感じとっているはずです。
だから、自分から前に出てみましょう。
私も経験がありますが、急に変えようとすると無理があります。突然積極的になったりすると”急にどうしたの”というような感じで相手が引いてしますことがあります。
そうなるとギクシャクしてしまい、自分で失敗したと思い込んで元に逆戻りなんて事になりかねません。
なので、慌てないで少しずつ慣らしていけばいいんです。もちろん自分だけじゃなくて相手やその周りに対してもです。これを徐々に実行していくんです。
大事なのは少しくらい周りが驚いても、へこまないことです。落ち込んだりしないでください。時間とともにそれが普通のことになりますから止まらないことです。
人に干渉されるのが嫌い
人に干渉されるのが嫌いというのは消極的と言うのとは少し違うかもしれません。
ですが、それが原因でお付き合いができなくなっているのであれば、これも直したほうがきっといい人生になると思います。
ただすべての人と深く付き合う必要があるわけではないので、少し距離を開けるのも場合によては良いでしょう。
近づき過ぎなければ干渉されることもないでしょうが、またその逆に助けてくれることもありません。そんな割り切った関係を望む方もいるかもしれませんが、時として寂しく思えたりしないのでしょうか?
たしかに私も、あまり干渉されるのは好きではありません。ですが友達未満の関係なると、ただの知人というだけの割り切った関係ということです。
知人って知っているだけの人ですよ?
あなたはこれを望みますか?
もし、そうであれば何も言うことはありませんが、本当の気持ちですか?もう一度考えてみてください。
やっぱり寂しいと思うのであれば少しは我慢も大切ですよ。お互いに思いやる気持ちがあればこそ、付き合っていて良かったなぁと思うことが必ずあります。
もっと積極的なあなたになる方法とは?
ここではもっと積極的になる方法についてまとめてみましょう。
- 思い切って自分から接してみる(勇気)
- 慌てずに少しずつで良い(マイペース)
- 思いつめたり、落ち込まない(楽観的)
- 割り切った関係も必要(客観的)
- どんな付き合いでも我慢は付き物(忍耐)
本当に待っているだけってダメですよ。いくらあなたがいい人でも相手に知ってもらわなかったら、理解なんてしてもらえません。
ですから自分をセールスしていきましょう。
あなたは営業部員なのです。自分の”良いところ”を積極的に売り込むのですが、ごり押しはいけません。
そんなことをしたら、相手は心の扉というお財布を開かなくなってしまいます。
もちろん一回で心を開かせる必要なんてありません。何回も話をしながら少しずつ近づければいいんです。途中でノーと言われないように、あなたの欠点は直すようにしましょう。
また、この人には心を開いてもらう必要がないと判断したら、無理して積極的になる必要はありません。知り合い程度でとどめておくことだってあります。
つまり何が何でも自分を売り込むことはありませんから、相手を見て判断することも大切です。
まとめ
人付き合いの基本というよりは、生きていく上での基本は”お互いさま”であることです。
あなただけが良くてもいけませんし、相手や回りが良いだけでもダメなんです。
物事はお互いに必要として初めて成り立つんですよね。
そう思いませんか?
それが一方通行だから、反発したり、すれ違ったりすると思います。自分の考えだけ押し通そうなんて考えてはいけないということです。
これは本当に大切なことですから忘れてはいけないと思います。
上手くいかずに悩んでいたら、まず自分に問題がないか考えてみましょう。そして正していくことで相手の見方も変わってくることがあります。
毎日、少しずつでいいのですから慌てないで実行してくださいね。
コミュニケーションは幸福の扉を開きます。