マダニに噛まれた感染症の症状と対策は?駆除方法や潜伏場所はどこ?

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こんにちは、ぶろじんです。

今日の話題はマダニについてです。

ダニと聞くとホコリの中に紛れ込んでいるイメージをもっていませんか?

でもマダニはちょっと…ではなく、だいぶ違います。

きっと、その正体を知ってしまうと、ほとんどの方が引いちゃう生物だと思います。

犬や猫を飼ったことがある方は、ご存じかもしれませんね。

私はあの生態もダメですが、見た目もやっぱり「ノー!!」

それよりも私たちの健康に害を及ぼす危険があるのが怖いところです。

そこでマダニに刺された時の症状や対処方法、さらに刺されないための対策や知識をまとめてみました。

マダニに刺された感染症の症状と対策は?

まずいきなりですがマダニってどんな生物かご覧いただきましょう。

いきなりグロくてすみません。

この2匹同じマダニなんですが、左側がなぜこんなに大きいかご存じですか?

それはたっぷりと血を吸っているからなんです。

意外だったのは蚊のように刺すのではなくて、皮膚を切り裂き鋭い歯をいれて外れないように固めてしまっています。

そこから血液を吸いとっているのです。

だから犬や猫についたマダニも簡単にはとれないのです。

ちなみに血を吸ってパンパンになったものは、1センチ以上の大きさになることもあるようです。

はっきり言って気持ち悪いですよね。

噛まれた時の症状

マダニで最も怖いのが健康への害である感染症が起こることです。

感染症として次の病気になることがあります。

  • 日本紅斑熱
  • ライム病
  • 回帰熱
  • Q熱
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
  • ダニ媒介性脳炎

これらの様々な病気ですがその症状も異なります。

中にはQ熱や重症熱性血小板減少症候群のように症状が重くなると死にいたる病気もありますから注意しないといけません。

ではどんな初期症状があらわれるのかというと、

  • 発疹
  • 発熱
  • 悪寒(寒気がする)
  • 倦怠感(身体がだるい)
  • 頭痛
  • 関節痛(節々が痛む)
  • 筋肉痛
  • 紅色の斑丘疹(皮膚が赤く腫れる)
  • 嘔吐
  • 下痢

もしもあなたが森林や草木が茂っている場所に入ってから、このような症状が現れたら要注意です。

風邪に似た症状とも言われることがありますが、単なる風邪と思い込まないことが大切ですね。

心当たりがある方は病院で診察を受けましょう。

また数日~2週間ほどの潜伏期間のあとに症状が現れる場合もありますから、暫くは体調の変化がないか気を付けておきます。

噛まれた時の対策と治療

ではマダニに噛まれてしまったら、どうすれば良いのでしょうか?

絶対にいけないのは無理に取ろうとしないことです。

マダニは刺すのではしっかりと嚙みついて固めてロックしてしています。ですので無理に取ると口の部分だけ残ってしまいます。

ですので治療は病院で行うのが良いでしょう。

自分で取ろうとしてアルコールやワセリンなどを使ったり、火を近づけるとマダニが取れる場合もあるようですが、感染症のリスクが高くなるとされています。

病院などの医療機関で切開して取り除いてもらうのが確実のようです。皮膚科で受診しましょう。

そうならないようにするには予防することが大切です。基本となるポイントを知っておくのが良いです。

  • 草むらや茂みに入ったり、近づいたりしない。
  • 入る場合には長袖、長ズボン、手袋等を着用で肌を出さない
  • マダニに効果のある防虫スプレーを有効に使う
  • 衣服にマダニが付いていないか良く確認する

これらの点に気を付けておくだけでも、随分と違うはずです。

備えあれば患いなしですからね。

決して油断しないでください。

駆除方法や潜伏場所はどこ?

例えばあなたの家やその周りに、マダニがいた場合どうしますか?

特にペットを飼っている方や家の中にいたら駆除しないといけませんよね。

寝具やソファー、カーペットなどに付いていることも考えられます。

この場合は市販の薬剤を使用する方法があります。

ただし、使い方を誤らないように注意しましょう。

そしてしっかりと掃除機をかけ、拭き掃除をおこなって寝具はしっかりと洗濯します。

消毒用のアルコールを使ってふき取るのも効果的なようですが、部屋の換気を十分にしておこないましょう。

庭などにあった場合には、肌を露出しない服装で取り除くのですが、保健所に相談してからが良いと思います。

大量発生していたら、自己判断は危ないので避けたいですね。

場合によっては専門業者に依頼した方が良い時もあると思います。

そんなマダニってどんなところに多く潜伏しているのでしょう。

一般的には森林などですが、シカなどの野生動物が生息する場所には多いとされています。

とはいえ、草むらや畑などにもいることがあります。

日本産のマダニは47種類もいるとされており、活動期は4月~10月と言われていてほとんど日本中どこでもいます。

なので割身近な場所にもいると考えておきましょう。

山に行かなければ大丈夫なんて油断していると、思わぬところで被害に遭うかも知れません。

まとめ

今回はマダニについてでした。

知れば知るほどいや~な生き物ですね。

昔、知り合いの家の愛犬がマダニに取り憑かれて?いたのを思い出しました。

薬を使ったりシャンプーをしたりいていましたが、結構しつこかったようですよ。

見ていても可哀そうでした。

あれが人間にも付くなんて、考えただけでゾッとしてしまいます。あんな虫に噛まれたくありませんからね。

そうならないためにも日頃から十分に注意しておきたいものです。

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