こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題はスズメバチについてです。
名前を聞いただけでも”危ない!”というイメージがあると思います。なのであまり近づきたく無いのが正直なところです。
でも、もし自宅の廻りや近くに巣をつくられてしまったらどうしますか?
早めに駆除したいと思うはずですが、どうすれば良いのかわかりませんよね。
そこで業者に依頼したり自力で駆除するときの注意点、もしも刺されてしまった時の対応についてまとめてみました。
スズメバチの巣を業者や自力で駆除する際の注意点
役場や業者に依頼するには?
スズメバチは攻撃性が高いとされていますので、他のハチよりも注意する必要があります。
なので本当は近付かないのが一番です。そして出来るだけ早く駆除するのが安心できますね。
そこで、まずは業者に依頼をするのが安心…ですがその前に役場に相談しましょう。
各市町村役場にはスズメバチの駆除をしてくれる部門があるはずです。生活課や環境課で対応が可能だと思いますので、困ったときは連絡してみましょう。
ただし、電話を掛けただけではやってくれない場合もあると思います。
つまり申請をしないとダメな場合があるということです。
また、実施する際には業者に委託していることも考えられます。その際には費用の負担が必要になるのかも聞いておきましょう。
仮に業者に依頼した場合には駆除費用が自己負担となりますが、費用は1万円以上はするものと思っていた方が良いでしょう。
中には全国対応可能なハチ専門業者もありますので、役場での対応が困難な場合には相談してみてはいかがでしょうか?
この道のプロなので任せても安心ですね。
自力で駆除する際の注意点
服装は完璧に!
あなたは自力で駆除しようと考えてはいませんか?
ハッキリ言ってお勧めしません。
それでもという場合は自己責任になり、場合によっては命の危険を伴うことを忘れないでください。けっして甘くみてはいけません。
もっとも注意したいのは”絶対に刺されないようにする”ことですね。
コチラからちょっかいを出して戦いを仕掛けるのですから、反撃されるのは間違いありません。
その対策として完全防備が必要で、ネットやヘルメットで顔面や頭部を守るのはもちろんですが、服装もただの長袖では服の上から刺されてしまいます。
なので必ず防護服を着るべきです。
もちろん隙間から中に入らなよう対策しておく必要がありますし、薬剤を使いますのでマスクと保護メガネも忘れずに着用します。
ゴム製のカッパや皮手袋なら大丈夫だと思いがちですが、オオスズメバチなどは針の長さが5ミリ以上もあり貫通してしまいます。
駆除する時期は?
駆除は女王バチが冬眠する冬の寒い時期が良いでしょう。
さらに雄バチや働きバチは冬を越せずに死んでしまうので、この頃がもっとも駆除しやすいです。
それを過ぎてしまった場合には巣を作り始めるタイミングで駆除してしまうことが必要です。
活動がもっとも活発になる7月~10月は避けましょう。この時期はより攻撃的になりますから、危険度も増すと考えられます。
わざわざこの時期に取るのは良くありませんが、気が付いたら巣が大きくなっていたなんて事もあるかと思います。
どうしても近くを通らなければならない時は、専門の業者に依頼してなるべく早く駆除してしまいましょう。
どんな薬剤を使う?
ではどんな薬剤を使うかとなりますが、やはり専用のものが一番良いでしょう。有毒ですので十分注意してください。
使用方法は取扱説明書をしっかりと読んで、正しく使うことが大切です。
巣の出入り口をテープや詰め物でふさいだあと、巣に小さな穴を開け中に薬剤を注入します。その後スズメバチが巣の廻りにいない事や中から出てこない事を確認します。
姿が見えているうちは薬剤をしっかりと注入して吹きかけるようにしましょう。
羽音も確認して聞こえなくなったら、巣を取り除きます。
もしも刺されてしまったら?
作業中に万が一刺されていまったら、どうしたらよいでしょうか?
この時にアレルギー反応が現れて、危険な状態になることがあります。
刺されたところは強い痛みがあったり腫れたりしますが、まずしなければいけないのは針が残っていたら取り除くことです。
そして毒を抜くことです。ポイズンリムーバーというものを使います。
もしもに備えて用意しておくことをお勧めします。
あとは水道水で洗い流しますが、口で吸い取るのはいけません。誤って毒を飲んでしまう危険があるからです。
その後は刺されたところを冷やしながら、すぐに病院に行きましょう。
市販の薬もありますが急な容態の変化がないとも限りませんので、必ず医師の診察を受けることが大切です。
まとめ
今回はスズメバチについてでした。
子供の頃の話なんですが、私の家族はなんと頭を刺された経験があります。
本人に聞くとその夜はずっと頭に心臓があったみたいだったそうです。(って、どんなんだ?)
きっと頭が脈打っている感じですかね。
今思えば大事に至らなくて良かったと思いますが、子供の頃は何の知識もなくてずいぶんと危ない時代でもあったんです。
君子危うきに近寄らずと言いますが、決して甘く見たりしないで十分に気を付けたいものですね。