こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題は道化師の林志郎さんについてです。
クラウンとも呼ばれていて、人を笑わせたりするところはピエロによく似ています。
過去にはガンになったことがあるという林さんですが、現在は道化師として活動を続けていらっしゃいます。
その林さんが患ったガンのことや現在の活動、そして道化師になった理由にも迫ってみたいと思います。
早速見ていきましょう。
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道化師・林志郎がガンと闘った過去とは?
林志郎さんは子供のころにガンにかかった事がありました。
そのガンとは「白血病」で血液のガンとも言われていますが、誰もが知っている病気ですね。
1978年2月2日に九州で生まれた林さんは、4歳~5歳のころに股関節の骨にペルテス病といって骨が変形する病気で入院してました。
退院後は歩行補助装具をつけて保育園に通っていたそうですが、小学校に入学する頃には回復して装具も必要なくなります。
ところが小学校に入ると鼻血が用出るようになり、検査の結果「急性リンパ性白血病」だと判明します。
この時まだ6歳。兄から知らされたのは白血病に侵されていて、治療をしないと死んでしまうと言われたのでした。
なんと酷な宣告でしょう。
こんな事を言わなければいけないお兄さんも相当辛かったと思います。
治療は毎月必ず1週間は入院して化学療法を受けました。あとは自宅療養という生活を3年も続けるのでした。
この頃は死ぬことが怖くて眠れない時があったと言います。
まだ小学校に入ったばかりの少年ですから無理もありません。きっと大人の私でさえ、同じ状況になったら眠れないと思います。
だって自分が死ぬことなんて普段は考えませんし、誰だってものすごく怖いですよね。
引用元:http://kurumesmiledays2525.blog107.fc2.com/blog-entry-1113.html
治療の甲斐があって白血病は克服することができました。ところが、その時の輸血が原因でC型肝炎にかかっていることがわかるのです。
当時は消防設備会社で仕事をしていましたが、治療に専念するために退職しなけれなりませんでした。
そんな経験をしてきた林さんですが、2011年には結婚されています。
奥さんは9歳下だそうで、3歳のときに悪性リンパ腫になり抗がん剤と放射線による治療を経験してきたとか。
ですが現在は子供さんにも恵まれて、幸せなご家庭を築かれているようですね。
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現在の活動やクラウンをやる理由は?
さて林志郎さんの活動ですがSmile Daysにおいて、花見やクリスマスなどのイベントや定例会、食事会などを行っています。
このスマイルデイズ(Smile Days)は、1998年7月に結成された小児がん経験者の会で、林さんは25歳の時に入会しており2009年9月からはリーダーもされていました。
また、白血病の経験から講演活動もおこなっていたようですね。
引用元:https://ameblo.jp/clown-syrup/page-2.html
そして「マルコ」こと浜田歩さんの下で特訓を受けて、クラウン(道化師)として2010年10月17日にデビューしています。
芸名は「シロップ」
それも普通の道化師ではなくクリニッククラウンといって、病院や施設を慰問して笑いによって患者を癒すという役割を持つものでした。
ホスピタルクラウンと呼ばれることもあります。
そもそも林さんが道化師に興味を持ったのは白血病に治療を始めて2年ほど経った頃で、病室のテレビでパントマイムを見て「カッコイイ」と思ったのが最初でした。
大人になってクリニッククラウンになったきっかけは、スマイルデイズのリーダーをしていたときに道化師を招いたのですが、その時に誘いを受けたことからです。
現在はといいますと、北部九州の小児科病棟を中心に訪問活動をおこなっているんです。その他にも各地のイベントや、得意な風船でつくる作品の講師などもされています。
確かに笑いって癒されますよね。イライラしてたり落ち込んだりした時にはもってこいで、思いっきり笑うとスッキリしますからね。
私もそんなときはお笑いの動画などを見て気分転換しています。
人を幸せな気分にさせてくれる笑いのパワーって凄いものがあると思いますよ。
子供たちを元気にして、そして親も笑顔にしたいという思いが林さんのパワーの源になっているのかも知れませんね。
まとめ
今回は道化師の林志郎さんについてでした。
林さんは「毎日、死を意識して生きている」とおっしゃいます。
でも、これって死と直面した事がある人でないと出てこない言葉なのかも知れません。ですがそこにはマイナスのイメージはなく、あくまでポジティブなんだそうです。
そして意識することで、生きることに感謝ができると言います。
これって大切なことですね。生きていることが当たり前ではないことを知ってこそ、命の重さを理解できるのだと思います。
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