今季のフィギュアスケートで注目されている選手の中に山本草太選手がいますね。
ジュニアの選手としては常に優勝争いに名前が上がっているほどの実力があります。
その山本選手ですが怪我のために予定していた世界ジュニアの大会がキャンセルとなりました。
そして今季よりシニアに挑戦するというのです。
果たして彼は完全復帰ができるのでしょうか?
それとも・・・?
今季にかける山本草太選手の状態に注目してみましょう。
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ケガの原因と復帰について
山本草太選手は2016年3月に右足のくるぶしを骨折するというアクシデントに見舞われました。
世界ジュニア選手権を控えての練習のときに起こりました。
これは疲労骨折ということなので、
積み重なる厳しい練習が
負担になったのでしょう。
そして骨折も完治したと思われた矢先に再び痛めていまったのです。
やはり大人の体になりきっていない彼の体には、フィギュアスケートのジャンプは負担が大きすぎたのかもしれませんね。
それと彼の場合には華奢(きゃしゃ)に見え、体の線が細いことが心配されていますね。
怪我のリハビリ中は座ってバレエをやったり、氷上でもジャンプの回数を制限したりして練習を重ねてきたそうです。
これは本人も語っていましたが、彼の良いところはジャンプに失敗しても落ち込んだりしないところですね。
そして自分らしいスケートを見てもらいたいという気持ちでいるようです。
今は順調に回復しているようなので、グランプリシリーズで健闘してくれることを期待したと思います。
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引退の可能性を考える
あなたは長野五輪、そしてソルトレーク五輪に出場した本田武史さんを憶えていますか?
本田さんは現役中に怪我が多く、両足首を疲労骨折したこともありました。
怪我をすると当然スケートの練習ができなくなり、つらいリハビリの毎日を送らなければいけません。
これは本人にしかわからない辛さだと思います。
そしてやっとの思いで復帰してくるのですが、中にはどうしても怪我が完治しないために引退に追いやられる選手がいるのも確かです。
山本選手もここで完全に回復できなければ、選手生命にもかかわってくることもあるのです。
いくら良い指導者がついていても、彼らの体がついていけなければ怪我もするでしょう。
怪我をした足をかばってスケートを続けていると、反対の足も怪我をする危険がついて回るので、良い演技ができなくなり結果を残せなくなるのです。
そうして自信とやる気をなくしてしまい、そのまま引退してしまうことがあります。
肉体的な面だけでなく精神面でも強さが求められるスポーツで、ある意味で自分との戦いとも言えますね。
ですから引退に対しては、誰もが少なからずとも意識しているかもしれません。
ただそれが今かと言えば、そうではなさそうです。
まとめ
私はプロスポーツの経験はありませんが、アマチュアで大会に出たことがあります。
といっても、フィギュアスケートではありません。
じゃあ何って・・・誰もきいてませんでしたね。
社会人でしたから仕事が終わって夜のトレーニングでしたから結構大変だったことをおぼえています。
ですから、山本草太選手のフィギュアスケートにかける情熱のいくらかは理解しているつもりです。
熱い心で練習しているからこそ怪我をしないようにしてほしいですし、これからも長きにわたって選手として活躍してほしいと思います。
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