こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題は食虫植物についてです。
そうです、あの虫を食べちゃうやつなんですが、何とも不思議な植物ですよね。
虫が植物を食べるのはごく普通のイメージがあるんですが、その反対なので驚きます。
実際に見たことはあるんですが、それ以来一度は育ててみたいと思っていたんです。
でもどんな種類を選べば良いかもわかりませんし、育て方も知りませんでした。
そこでお勧めの種類や育て方のコツや注意点をまとめてみました。
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食虫植物の育てやすい種類と販売価格
食虫植物の選び方
食虫植物と言っても実に多くの種類があって、知られているだけでも500種類以上と言われています。
いざ購入となっても、さすがに全部の種類どれでもというわけにはいきません。
ではどんな種類が良いかとなるのですが、ズバリ育てやすい種類を選びましょう。
当然ですが中には手間暇がかかり育成の難易度が高いものがあります。
どうしてもコレ!と思うのであれば別ですが、まずは良く知られている種類がお勧めです。
お勧めの種類と販売価格は?
ではお勧めの食虫植物と価格を紹介していきますね。
価格は大きさなどにもよって異なります。
また、それぞれの種類の中でもさらに細かく分かれおり、ネペンテスだったらネペンテス・○○〇といった具合になっています。
同じ仲間でも名前が違うと見た目もずいぶんと変わりますので注意してください。
ハエトリソウ
良く知られている食虫植物で、葉の中にある感覚毛に触れるとパクッと食べるように閉じてハエなどを捕まえます。
一度は見たことがあるかもしれませんね。
湿地帯に生息している植物ですので、乾燥に弱く冬には休眠もします。
価格:300円~1500円
ネペンテス(ウツボカズラ)
ウツボカズラのことで、赤道近くの東南アジアを中心に生息しています。
高温多湿で日の当たるジャングルや夜は冷え込む高山に自生しており、野生では70種類ほどが確認されています。
分泌液で虫を袋の中に誘い込み、消化液で溶かして養分を吸収します。
価格:600円~12000円
サラセニア
北アメリカが原産で、筒状の捕虫葉とよばれる葉を持っています。
この葉から分泌液を出して、虫を筒の中におびき寄せて捕まえます。この捕虫葉は春と秋に伸びますが、夏に伸びる葉は筒状ではなく平べったい場合が多いです。
筒の底からは消化酵素を含んた分泌液がでており、捕まえた虫を消化吸収します。
価格:600円~5000円
モウセンゴケ
北半球の高地や寒地のミズゴケなどが育つ湿地帯に生息しています。
葉の部分に露のような粘液があり、香りを出して寄ってきた虫をくっ付けて捕らえます。
一旦捕まってしまうと、粘液によって呼吸ができなくなるか力尽きます。その後分解されて栄養として吸収されます。
価格500円~1700円
その他にもたくさんの種類がありますが、これら紹介した食虫植物は比較的育成しやすいのではないでしょうか。
餌やりや育成の注意点
それでは育成の際のポイントについて見ていきましょう。
ここでは水、日光、肥料、温度の4つについて重要な点をまとめてみました。
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1 水
例外なく言えるのは乾燥に弱いということです。
水分が不足するとすぐに枯れてしまいます。
基本的に鉢の受け皿は常にみずが溜まっている状態は良くないので、土に十分な水が湿っていればOKです。
ただしハエトリソウやモウセンゴケは、鉢の底が水につかりっぱなしの状態にしておくのが基本です。
2 日光
全体的に日光を好みます。
湿地帯の薄暗いところに生息していると思われがちですが、決してそんな事はありません。
ただし夏場の直射日光だけは避けた方がよさそうですね
長時間日光にさらさないように気を付けてください。
3 肥料と餌やり
元々は栄養の少ない土地で生息していた植物ですから、特に肥料を与える必要はありません。
それを補うために虫を捕らえて栄養としていたのですから。
肥料を与えてしまうと葉の生育が悪くなったり、場合によっては根腐れを起こしてしまうことがあります。
また、食虫植物だからといって特に餌やりの必要もないようです。
無理に餌を与える事は消化不良をおこして、葉が腐るなどの可能性があります。
4 温度
ハエトリソウは夏場の高温に弱いので、風通しと直射日光に注意しましょう。逆にウツボカズラは低温に弱く15°以上の場所を好みます。
サラセニアは寒さや暑さにも比較的強いので、あまり神経質になる必要はありません。
また、冬場は凍らせないようにして寒風が当たらない場所に置きます。
まとめ
今回は食虫植物についてでした。
いろいろと調べていてわかったことですが、ハエトリソウが葉を閉じるのに相当エネルギーを使っているようです。
なので何回も面白がってやり過ぎると枯れてしまうそうですよ。
ご存じでしたか?
もし育成することがあったら絶対にやらないでください。
虫を食べるなんてタフな植物と思いがちですが、そこには自分の生命を削った駆け引きがあったんですね。
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