こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題はエンバーマーについてです。
エンバーマーという職業が最近注目されていると言いますが、この仕事は一体どんなことをするかご存じですか?
今まで聞いたことのなかった方は「えっ?」と思うかもしれませんね。
そのエンバーマーの仕事とはどんなものか、またなり方や年収などについても調べてみました。
スポンサーリンク
エンバーマーの仕事や資格となり方は?
さてこのエンバーマーの仕事とはどんなものでしょうか?
実はこの仕事は亡くなった方のご遺体を、生前の元気だった頃の顔に修復することです。
ただ、すべての方が安らかに永眠されるわけではないですよね。
病気で苦しい思いをされた方はとても痩せてしまっていたり、事故でケガをされた方は本来の状態でなかったりします。
遺族にとってはそんな姿を見るのはとてもつらい事だと思います。
そういう時にエンバーマーが必要になるというわけです。
現実には顔の修復だけでなく、
- 殺菌、消毒
- 腐敗防止
- 修復、化粧
なども行うため、かなりの専門知識が必要とされています。
仕事の内容はすばらしいのですが、実際にはとても大変な仕事のように思われます。どんな職業でもそうですが、楽チンな仕事などないと言うことです。
第一、見ず知らずの方の遺体に触れないといけませんし、腐敗していることだってあるのではないでしょうか。
それを修復するのですからある意味、”使命感”のようなものが必要かもしれないと思ってしまいました。
話がちょっとリアルになってしまいましたね。
ごめんなさい。
でもこれが現実ですから。
今のところ、この資格は民間資格のようで国家資格にはなっていません。
スポンサーリンク
壇蜜も通った?エンバーマー専門学校や年収も
ではどうやってこの資格を取得するのでしょうか?
一般的には養成学校に通って勉強することになります。
海外で取得する方法もあるようですが、ここでは国内での方法を紹介します。
IFSA 日本遺体衛生保全協会の教育認定校である日本ヒューマンセレモニー専門学校があります。
ここで2年間に学ぶことになるのですが、
- 一般教養
- 葬祭学
- 遺体衛生保全
- 実習
といった内容のカリキュラムが組まれおり、必要とされる知識と技能を身に着けていきます。
学費は2年で240万円ほどかかるようですので、決して安くありませんね。
あの壇蜜さんもエンバーマーの資格を持っているそうです。あまり一般的な資格ではないと思っていたのでちょっと驚きました。
引用元:http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/041300033/060600011/?rt=nocnt
卒業して資格を取った後は葬儀社か、エンバーミングを請け負っている会社への就職が最も安定していると言えそうです。
ですが、今のところそれほど多くの需要がある状況ではないかもという気がします。
中にはフリーでやっている方もおり、請け負ったりもしているようですが…。
いずれにしても就職についてはゼロではありませんが、売り手市場でもなさそうですね。
では年収はすごいのかというと、これも特別良いわけでもないようです。会社によって差はあると思いますが、一般的なサラリーマンレベルと言えるでしょう。
葬儀社の年収が300万円弱~600万円程度ですから、ずば抜けて高い収入は期待できそうにありません。
まとめ
今回はエンバーマーについてでした。
私たちには必ず寿命があって、長く生きて天寿を全うできる方もいれば、若くして亡くなってしまう方もいらっしゃいます。
ただ、どちらにしても別れの悲しみがあり、それを乗り越えていかなければなりませんよね。
そして不思議なことに、この悲しみは人を優しくして思いやる心を大きくします。
でもですね、こんな事がなくても普段から優しい人間でいたいものだと思いました。自然な形で誰かを助けてあげられるような人間にね。
ちょっとシリアスになってしましましたが、いつでも思いやりを忘れないようにしたいものです。
スポンサーリンク