こんにちは、ぶろじんです。
あなたは花粉症などのアレルギーで困ってはいませんか?
花粉が舞う時期になると辛いですよね。
私も数年前から花粉症になったらしく、くしゃみ・目のかゆみ・鼻水・鼻づまり・よだれに悩まされています。
え?よだれは違う?…ですよね。
それにしても、これらの症状って何とかならないんでしょうか。多くの皆さんが辛い思いをされていることでしょう。
ですがこのアレルギーに効果があるというTレグという細胞について研究が進んでいるというんです。
そこで今回はこのTレグ細胞について調べてみましたので、一緒に見ていきましょう。
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Tレグ細胞の効果とアレルギーの治療方法
Tレグ細胞とは制御性T細胞のことを指しますが、??って感じですよね。
ではどんな働きをするかと言いますと、”体内において過剰な免疫機能が働くことを阻止する”のですが、こんな説明だともっと難しくなってしまいますね。
私たちの体には外から入ってきたものや、体の中にあるものを害があるかないかを判断してそれをやっつける働きがあります。
たとえば風邪や病気のウィルスが体に入ったときに、そのウィルスと闘ってくれるのがそれです。
この働きが強くなり過ぎると、逆に正常な細胞まで攻撃して自分の体を壊してしまいます。これを防いでくれるのが”Tレグ”細胞というわけです。
それじゃぁ、この細胞が増えると免疫機能が落ちて体が弱くなってしまうと思いませんか?
私もそう思いましたがそれを上手にコントロールすることで、免疫力を下げないでアレルギーを改善できることが明らかになってきました。
ではその方法とはどんなものなのでしょうか?
治療方法として舌下免疫療法というのがあります。
この舌下投与というのは例えばスギ花粉の場合、そのエキスを舌の下(裏)に含ませて、そこから吸収させる方法です。
こうすることによって体がだんだんと抵抗力をつけていくと言うものです。
吸収が早いので即効性があると言われおり、治療を行った人の内の70%に効果があるとされます。
わざわざ花粉のエキスを使うのは心配ですが、私たちの体がもっている機能を上手く使って効果をあげているのです。
舌下免疫療法は花粉症だけでなく、ダニのアレルギーなどにも使われています。
他にも花粉症治療米と呼ばれているお米を食べる方法です。
このお米を食べる事によってアレルギーを起こしにくくなり、Tレグ細胞を効率よく増やすことができます。
実際にこのお米が実用化されるまでには、あと5年かかるとされています。実験では効果が確認されているので、一日でも早く実用化してほしいですね。
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Tレグ細胞を増やす食べ物や簡単なレシピも紹介
ではTレグ細胞を増やす食べ物といったら何があるでしょうか?
代表的なのが「こんぶ」です。
味噌汁にとろろ昆布をひとつまみ程度いれて、一週間に2回~3回を目安に食べればよいそうです。こうすることでTレグ細胞が増えるんですね。
ただし注意しなければいけないのは食べ過ぎです。
量を多く摂りすぎるとむくんだり、便秘になることがありますので気をつけたいところです。
でもこれだけなら難しいことはありませんね。味噌汁もインスタントのものが簡単に手にはいりますから、買い置きしておくといいでしょう。
他にもヨーグルトも良いと言われています。
これは腸内環境を整える働きがあるためで、ヨーグルトを食べる事によって善玉菌が増えます。するとTレグ細胞も増えやすい環境になっていくのです。ですから時間はかかるかもしれませんね。
また意外かもしれませんが漬物も効果的です。
その中でもぬか漬けの乳酸菌は生きたまま腸まで届くとされるほどで効果が期待できます。
ヨーグルトもぬか漬けも食べるときはなるべく加熱しないようにしてください。乳酸菌は40度を超えると生きていくのが難しくなります。
一般的には、60度で30分、100度になると数秒で死んでしまいますから気をつけましょう。
まとめ
今回はtレグ細胞についてでした。
アレルギーの問題はずいぶんと前から大きな課題となっていました。
そして様々な治療方法がありましたが、すべての方法で効果があったわけではありませんでした。
アレルギーのある人は家族も大変ですが、それ以上に本人が辛い思いをしなければなりません。それも長期に渡って付き合っている人が多いのが現実です。
今回のTレグ細胞の研究がさらに進み、アレルギーの問題が解決してくれることを強く望んでいます。
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