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被爆でプルトニウムの毒性はどうなる?肺がんの可能性や排出の治療方法も

こんにちは、ぶろじんです。

今日の話題は放射性物質のプルトニウムについてです。

あなたも被爆と言う言葉を聞いたことがあると思います。

原爆や水爆の被害を受けたときに使われていますが、放射性物質を扱う現場での事故が起きた時にも使われていますね。

このときに放射能を浴びると、体の中からプルトニウムという放射線の元素が検出されることがあります。

そして私たちの体に影響を与えるようなんですが、どんな影響があるのか気になったので調べてみました。

それでは見ていきましょう。

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被爆でプルトニウムの毒性はどうなる?

私たちは普段の生活の中で、被爆することはほとんどありません。

とは言っても何らかの事故が発生した場合、もしかしたら放射線を浴びてしまう可能性だってあり得ます。

そうなったら心配になりますよね。

そこで、まずプルトニウムの毒性について知っておきましょう。

1  放射線が強い。

2   放射線の中でも体の表面や内蔵の表面を損傷する。

3   人体へ特別強い毒性を持っていると言われている。

引用元:http://takedanet.com/archives/1013801348.html

名前からして危険というイメージがあったのですが、もっと深く知っておいた方が良さそうですね。

プルトニウムは青酸カリなどの猛毒みたいな科学的な毒性はそれほどでもないと言われています。

例えば触ったり、誤って飲んでしまった場合のことですね。

まぁ、さすがに飲む人はいないと思いますが…。(絶対にただでは済まないでしょうね)

ですが放射性毒性については科学性毒性の数万倍とされています。

つまり一度体の中に入ってしまうと、放射線による強い毒性があるということなんです。

このプルトニウムから出される放射線は、α(アルファ)、β(ベータ)、そしてγ(ガンマ)の3種類があります。

それぞれのこのような特徴を持っています。

  • α放射線は皮膚で遮断できる。
  • β放射線は皮膚は通過するが、体の芯は通過しない
  • γ放射線は体の芯を通り抜けでしまう

その中でα放射線は簡単に遮断できる反面、体内に入ってしまうと内臓に影響を与えると言われています。

通常のプルトニウムの取り扱いは、粉末やペレット(粒状)、液体で行われるので気体ではありません。

そして、取り扱いの際に口から入って飲み込まれたα放射体も、吸収が悪いため多くが排出されてしまうのです。

ところが呼吸と一緒に吸い込まれることで、長い期間に骨や肺に留まることになります。

こうして飲み込んだり吸引されたプルトニウムが貯まると、体に障害を及ぼす可能性が出てきます。

ちなみに病院での検査に使われるレントゲンやCTスキャナーには、プルトニウムは使われていません。

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肺がんの可能性や排出の治療方法も

では、一体どのような障害が起きるのでしょうか?

肺に溜まったα放射体は周辺の細胞に長期間の放射線照射を行うことになります

その結果、ガンなどの放射線障害があらわれる原因となります。

プルトニウムは摂取するよりも吸い込んだ方が危険が大きい。プルトニウムは肺に合計400ミリシーベルト吸い込まれると、肺癌の発生率が増加する。アメリカ合衆国エネルギー省によると、5000のプルトニウム粒子を吸い込むことで癌の発生率が平均から1%増加するとしている。

引用元:http://blog.livedoor.jp/xcrex/archives/65541382.html

また、吸収されてしまったプルトニウムは体中に回ってしまい肝臓などの臓器に留まると、そこでも放射線を出して細胞を傷つける事になるのです。

これを聞くとやはり怖いですよね。

私は放射性物質を取り扱う仕事ではありませんので、それほどの危険性はないのですが…。

でも鉄を扱っているので、怪我をする危険はありますよ。

それでは既に体に入ってしまったものはどうするのでしょうか?

日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターの事故では、作業員からプルトニウムが検出されました。

肺に入った場合の治療方法として、このように報道されていました。

肺に入ったプルトニウムは、1週間から10日かけて化学薬品を霧状にして吸入させたり、点滴したりして排出させる。

引用元:http://www.asahi.com/articles/ASK675K4FK67UBQU010.html

どんな薬を使っていて、効果がどの程度あるのかなど分かりませんでしたが、時間がかかる印象を受けました。

やはり一度体内に溜まってしまうと大変なんですかね。

一方で血液中のプルトニウム排出にはキレート剤と言われる薬が使われます。

この薬を使うことで尿と一緒に排出する効果が期待できるそうです。

でもこれらの治療方法をおこなっても、簡単に排出されるという内容ではない感じですね。

効果のほうも期待できる範囲のようですから、絶対ではないみたいでした。やっぱり、まだまだ人類にとって扱いが難しい物質の一つと言えるように思えます。

一時は原子力電池として心臓ペースメーカーに試験的に使われたり、人口衛星の電源にもなったものの、現状は用途もごく限られてしまっています。

まとめ

今回は放射性物質のプルトニウムについてでした。

自然界にも存在している放射線ですが、目に見えないだけにちょっと怖いですね。

だって、いつ、どこに放射線があるのか分からないのですから不安にもなろうというものです。

いくら自然界にもあるんだからと言われても、もしかしたら大量に浴びてるかもと考えると心配ですが…。

そんなことがないように、臭いや色をつけられればなんてことを考えてしまいますが、さすがにこれは無理ですかね。

でも今後はさらに安全で便利な利用方法が開発されることを期待したいと思います。

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