こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題はトンズランス菌についてです。
本来は日本に存在しない菌なのですが、ここ数年の間に定着してしまい問題となっています。
感染者の数も増えているようですね。
とんずら…なんて名前からして怪しい感じですが、一体どんな菌で感染するとどういった症状があらわれるのでしょうか
また、感染予防や治療の方法についてもまとめてみました。
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トンズランス菌とは何?
トンズランス菌とは水虫菌の一種です。
一度なってしまうとなかなか治らないイメージのある水虫なんですが、どんなものなんでしょうか?
トンズランス菌の正体は白癬菌(はくせんきん)というカビです。
なので足の水虫と同じ仲間の菌とも言えます。
もともと日本にはなかったもので、中南米に存在していました。それが南北アメリカやヨーロッパに広がり2001年頃から日本でも感染者が増えてきたのです。
その特徴としては「感染力が強い」「治りにくい」といったものがあります。ですから気を付けていないと、すぐにうつってしまいそうですね。
ただ、中には症状があらわれない無症候キャリアの人もいるようですので、早期発見が難しいのが現状のようです。
どんな症状があらわれるか?
感染したときの症状としては、顔や首といった上半身の場合と頭(頭皮)にできた場合では異なります。
まず上半身ではピンク色の発疹ができます。大きさは1センチ~数センチの環状になることがあります。
これは中央部分が先に治るからのようです。
そしてかゆみを伴なうことがあります。
頭皮では湿疹があらわれます。そしてかさぶたになったりフケが多くなることがあります。
また、症状が悪化すると患部が盛り上がって膿がでたり、毛が抜けてしまうこともあるそうです。
なんかもう写真を見ているだけで痒くなってしまいそうですが、こうならないために感染予防の方法についても見ていきましょう。
感染を予防するには?
では感染を予防するにはどうしたら良いのでしょうか?
大切なポイントをあげておきます。
これらは毎日のことですので、忘れずに実行するようにしたいものです。
体をきれいに洗う
柔道や格闘技といったに他人と接することがあるスポーツをおこなった後は、シャワーや入浴で体を清潔に保ちましょう。
石けんやシャンプーを使って、きれいに洗うことが大切です。
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タオルを共用しない
トンズランス菌の感染者が使用したタオルを使うことで、感染する場合があります。
また、そうでなくてもどこで菌が付くかわかりませんので、タオルは自分だけて使うようにしましょう。
部屋を清潔に保つ
感染者から落ちた髪やフケ、垢などが原因となることがあるので、掃除機をかけたり拭き掃除をするなど部屋は清潔にしましょう。
これらは菌の餌にもなるので、増殖する原因となります。
衣類はこまめに洗濯をする
衣類についたトンズランス菌が肌に付かないようにすることが大事です。
それには洗濯をすることも大切になり、体と衣類を清潔に保って菌の繁殖と感染の防止に役立てましょう。
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効果的な治療方法
感染する可能性は誰にもあります。なので日頃から注意して症状があらわれていないか気を付けましょう。
気を付けていたにも関わらず、感染してしまったらすぐに治療を始めます。
異常に気が付いたらすぐに皮膚科で診察を受けましょう。
市販薬を使っても治療はできるようですが、自分では完治したかどうかの判断が難しいです。
また、どの薬を使うか迷うところでもあると思います。
医師に判断をゆだねて有効な薬を処方してもらうことで、正しく治療を行うことができます。
塗り薬を使用する場合もあるようですが、治りにくい症状なので飲み薬を使用して治療を行うことがあります。
このような病気の治療で自己判断はとても危険だと思います。ついつい軽く思いがちですが、誤った方法をおこなわないように十分注意しましよう。
まとめ
今回はトンズランス菌の感染についてでした。
この問題はスポーツをやっている方にとって気になることでしょう。
もし感染してしまったら、止めなければならなくなってしまうかもしれません。
私も他の人と接するスポーツをやっていたのですが、幸運なことに感染することもなく周りに感染した人もいませんでした。
でもいつどこで誰と交流があるかわかりません。
日頃から注意して、万が一に備えておくことが大切だと思います。
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