こんにちは、ぶろじんです。
あなたは大道芸を見たことがありますか?
私は昔1回だけ、何かのショーでそれらしき芸を見た経験があります。
テレビと違って生で見るのは、迫力と躍動感が伝わってきてなかなかいいものでしたよ。
一言で大道芸と言ってもマジックやパントマイムなどさまざまなものがありますね。
今回はその中でも踊りを披露する舞踊家であるギリヤーク尼ヶ崎 さん注目してみたいと思います。
すでに86歳という年齢にも関わらず現役で踊り続けているのです。
このギリヤークさんの経歴などについて調べてみましたので、一緒にみていきましょう。
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ギリーヤーク尼ヶ崎 の経歴は?
ギリヤーク尼ヶ崎 (ぎりやーく あまがさき)
本名 : 尼ヶ崎 勝見(あまがさき かつみ)
生年月日 : 1930年8月18日
出身地 : 北海道函館市
出身校 : 市立函館中学(現市立函館高等学校)
子供の頃から角兵衛獅子などの大道芸が好きだったというギリヤークさんは、卒業後に俳優をめざして上京します。
しかし、なまりが強いためにオーディションもすべて不合格となり俳優を断念する。
そして現代舞踏の第一人者でもある邦正美(くに まさみ)さんに師事して創作舞踊を学び始めます。
このときには全日本芸術舞踏協会(今の現代舞踊協会)でも活躍されているようですね。
その後、30代になってからは自らの芸を極めるという理由から大道芸人の道を選ぶのでした。
この決断がギリヤークさんが路上大道芸人になる大きな転機になったのだと思います。
まさに芸を極めようとする”本物”の意思の強さを感じずにはいられませんね。
だってそのまま続けれいれば
安定した生活だって送れたのに、
自ら逆境の中に飛び込んでいくんですよ。
傍からみれば、なんでそこまでする必要があるんだと思われても当然でしょう。
あなたにはできますか?
こんなこと私にはとっても真似できません。
こうしてギリヤークさんは路上での舞踏活動を続けてこられました。
そして60歳過ぎになってようやく”投げ銭”だけの生活ができるようになったそうです。
きっとそれまでの生活は苦しかったのではないでしょうか。
また過去には日本だけでなく、フランス、アメリカ、中国、サハリン、韓国などでも講演をされています。
その他、映画にも何本か出演されていますね。
現在でも踊り続けている姿は、まさに本当の大道芸人と言えるでしょう。
新宿。ギリヤーク尼ヶ崎。目の前にいるだけで嬉しくて涙が溢れてしまった。「大道芸は全身全霊をかけて身をすり減らしながらやらないといけませんしこんなに腰が曲がって恥ずかしくって今日も本当はここに来るのが嫌で嫌でしょうがありませんでした… pic.twitter.com/qB5uls90tP
— masaharu seki (@sekifu0213) 2016年10月10日
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結婚している?妻や子供は?
ギリヤーク尼ヶ崎さんはご結婚されていませんね。
ずっと独身を通されてきています。
ですので子供さんもいらっしゃらないと思います。
現在は弟さんと一緒に暮らしているとか。
それにしても、結婚をせずに大道芸に懸けてきた理由とは何なんでしょうか?
私にはわからない、ギリヤークさんだけがわかる魅力があったということでしょうか?
ただ若い頃にはご結婚も考えたことがあると思います。
それでもこの道を選ばれたというのも、きっとギリヤークさんの人生なんですね。
私などはそれらしく振舞っている割には一人じゃ寂しいという人間ですから、結婚できたことは良かったと思っていますよ。
それにここまで夢中になれるものが無かったこともあります。
逆をいうとそんなギリヤークさんが羨ましくもあったりするのです。
まとめ
最後の大道芸人とまで言われるギリヤーク尼ヶ崎さんですがいかがでしたか?
80歳半ばを過ぎても今だ現役。
現在はパーキンソン病を患っており、曲がった腰と震える手で公演を続けています。
しかも症状は悪化していく一方です。
実は私、以前にテレビで拝見したことがありましたが、正直その時は特別な感想はありませんでした。
ギリヤークさんの、あの独特の踊りをどう思うかは人それぞれです。
見る人によってはただの老人に映るでしょうし、感じ方も人それぞれですから否定はしません。
ただ機会があれば是非とも生の公演を見たいと思っていまます。
それはあの踊りの中に
私の心に訴えかけてくるものが
あるかもしれないからです。
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