こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題はビーガン(ヴィーガン)についてです。
あなたはビーガンという言葉をご存じですか?
菜食主義者を指す言葉ですが、ベジタリアンとは少し違うみたいですね。
ビーガンの方々はどんなものを食べているのか?そして健康には良いのか等々の疑問が湧いてきますが、実際はどうなのでしょうか
調べてみましたので早速見ていきましょう。
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ビーガンとその食事について
ビーガン(ヴィーガン)とは完全菜食主義者のことです。
ヴィーガニズム(絶対菜食主義)を実践していた人達が団体を設立する際につけられた名前なのです。
半世紀以上も前の1944年にイギリスでヴィーガン協会の共同設立者の一人であるドナルド・ワトソンさんが作ったとされています。
現在では世界中に実践者がおり、日本にも200万人以上いるとされています。
そんな彼らが食べているのは肉や牛乳といった動物性食品を除いたもの、つまり植物性食品であり酪農製品を一切摂らないのです。
野菜などが中心の食事となりますので当然ながらハンバーグやピザ、ハンバーガーは食べませんし、お寿司も魚や肉の入っているものは食べてはいけないことになります。
トロ、イクラ、アナゴなど美味しいものが沢山あるのに食べられないなんて…私にはムリですけどね。
ベジタリアンとは違うの?
ビーガンと同じように野菜を食べる方々をベジタリアンと言いますよね。
この両者はどこが違うのでしょうか?
ビーガンは完全な菜食主義なのに対してベジタリアンは絶対に食べない人ばかりではないようです。
ベジタリアンの中には動物性食品を一切摂らない人もいるかもしれませんが、時々食べる方もいらっしゃるのが現実です。
言い方をかえれば半ベジタリアンとでも呼ぶことができると思います。
例えば肉は食べないけれど、ゼラチンやバターといったものは食べるといった具合にさまざまなタイプがあります。
次の3つに分けられています。
- オボベジタリアン :植物性食品と卵を食べる
- ラクトベジタリアン :植物性食品と乳製品を食べる
- ペスコベジタリアン:植物性食品と魚、卵、乳製品を食べる
どれも食事に制限が付いて大変そうですが、私の場合は雑食性なのでどのタイプにも当てはまりません。(笑)
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ビーガン食は健康に良いのか?
ではビーガン食を続けるのは健康の為に良いのでしょうか?
結論から言えば十分な栄養を摂取できない可能性や危険性が高くなると言えます。
人間の体は様々な栄養を取り込んで健康を維持しています。
ですから毎日の食事で5大栄養素を摂取しなければいけません。
- たんぱく質:体を作るもとになる
- 脂質 :エネルギーのもとになる
- 炭水化物 :脳と体のエネルギー源
- 無機質 :体を作ったり調整する
- ビタミン :他の栄養素を助ける
これらのどれも欠かすことができないのですが、動物性食品を一切摂らないビーガン食ですと、どうしても栄養が不足しがちです。
つまり健康な体を保つことができなくなるかもしれないのです。
大人にとっても大切なのはもちろんですが、特に成長期の子供には絶対に欠かすことができません。
もし、不足すると身体の発達だけでなく脳の成長にも大きな悪影響を及ぼすとされています。
他にどんなタイプがあるの?
ビーガンの食事に対する考え方についてはお分かりになったかと思いますが、そのこだわりは実は食事だけではありません。
その一つに衣類があります。
そうです。コートなどの衣類につかわれている毛皮やレザーを身に付けない方がいらっしゃいます。
ここまで徹底している人がいるのは驚きですよね。
ビーガンではありませんが世に中には、さらなるこだわりを持った方々がいるのです。
それがフルータリアン(果実食主義者)と言われており、収穫しても植物が死なないものしか食べないというものです。
つまり桃やリンゴなどは収穫しても木が枯れないので食べてもOKなのだそうです。ですがバナナは収穫で枯れてしまうのでNGです。
さらに凄いのがプラーナタリアンと呼ばれ、修行によって食べる行為そのものをしなくなった人達です。
お腹が空かないのでしょうか?
ここまでくれば究極の世界ですが、それぞれ健康や宗教などの目的があってのことのようですね。
でも何か体に無理がありそうな…。
まとめ
今回はビーガンについてでした。
本当に世の中って広いですね。
色んな考えの人達が集まって生きている世界なので、まだまだ知らない事もたくさんあります。
ビーガンについてもちょっと衝撃的で、世間には美味しいものが沢山るのに食べてはいけないなんて驚きでした。
今後ビーガン人口は増えていくのか分かりませんが、私には無理そうなので見守る側に徹したいと思います。(笑)
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