こんにちは、ぶろじんです。
きょうの話題はディジュリドゥ奏者のGOMAさんについてです。
ディジュリドゥってご存知ですか?オーストラリア大陸に住む先住民アボリジニがつかっていた楽器なんですが1.5メートルくらいの筒状の形をしています。
この楽器で世界的な奏者がGOMAさんなんです。
ですが交通事故に遭った結果、脳に記憶障害が残っていると言いますが現在はどうされているんでしょうか。
まとめてみましたので一緒にみていきましょう。
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ディジュリドゥ奏者GOMAの経歴は?
GOMAさんは1973年1月21日に大阪府で生まれました。
本名は森本弘起さんとおっしゃいます。
ディジュリドゥ奏者として活躍されており、1998年のアボリジニーの聖地アーネムランドでおこなわれた”バルンガディジュリドゥコンペティション”で準優勝しています。
これはアボリジニー以外の人が受賞したのは初めてのことでした。
その後は世界各国で活動し2002年に帰国します。
帰国後は野外フェスティバルなどでも活躍していました。
ところが2009年に交通事故にあったのです。首都高速でGOMAさんが乗っていた車が追突され、その時に脳が損傷したために過去の記憶が消えてしまいました。
病院の診断はMTBI(軽度外傷性脳損傷)でした。
過去10年間の記憶がほとんど失われており、自分がディジュリドゥ奏者であったことすら覚えていませんでした。
このときの気持ちってどうなんでしょう?
思い出したくても思い出せないなんて、頭を掻きむしりたくなりそうです。
私だったら絶叫してしまうかもしれません。
しかし不思議なことが起こりました。この頃から急に絵を描くようになったのです。それも点描画と言って細かな点を描いていくもので、2010年には個展を開くまでになりました。
絵を描くようになったきっかけはわからないままで、ある日いきなり描き始めたようです。
そして絵を描くことによって落ちつきを取り戻せたと言います。
暫くの間はディジュリドゥのことさえ忘れていたGOMAさんですが、それからしばらくして再び演奏を始めるようになります。
その後、2011年のライブから音楽活動に復帰しました。
ですがGOMAさんは現在でも記憶の一部が消えてしまう高次脳機能障害と闘っています。
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GOMAの現在は画家で嫁や子供は?
GOMAさんの現在の活動は画家でもあり、ディジュリドゥ奏者でもあり、その割合は半分くらいだと言います。
ですが最初は絵ばかりを描いていたそうです。
引用元:http://www.cinra.net/interview/2011/09/13/000001.php?page=2
ディジュリドゥについても過去の記憶があいまいで、いつから演奏しているのかはわからないまま。ただ、ずいぶんと前に出合っていることはわかっているのだそうです。
人間の記憶って結構いい加減なところがあったりします。でも、ひょんなことから蘇ってきたりしますから、何かのタイミングで戻ってきてくれると良いですね。
完全に忘れてしまうのは、とても悲しいことですから。
そんなGOMAさんですが、どうやら画家になってしまったというわけでもなく、音楽活動もやり、絵も描くといった生活をされているようです。
ただここまで音楽活動をするようになったのにはご家族の影響があったようですね。
GOMAさんは結婚されていて、妻の純恵さんと娘さんがいらっしゃいます。
この写真はまだ娘さんが小さい頃だと思います。
引用元:http://www.cinra.net/interview/2011/09/13/000001.php?page=4
一切音楽をやらなかった頃、娘さんに毎日のように”今日はやらないの?”と訊ねられたそうです。
そんな日が続いたある日、ディジュリドゥに口を当てると自然に演奏できたというではありませんか。
そこからひたすら吹く毎日で、事故から7か月後の2010年にはGOMAさんのバンドでもあるGOMA & The Jungle Rhythm Sectionに合流します。
そしてついに2011年6月には完全復帰となるのでした。
やっぱり家族ってこんな時に力を与えてくれるものなのかもしれません。
奥さんや娘さんに感謝ですね。
まとめ
ということで今回はディジュリドゥ奏者のGOMAさんについてでした。
交通事故の後遺症があるのにもかかわらず、音楽活動に復帰できて本当に良かったです。
絵画という新しい才能が芽生えたことはある意味ラッキーな面もあると思います。
絵と音楽の両方を続けることは大変かもしれませんが、これからも二刀流で活躍していってほしいですね。
頑張ってください。
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