こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題はカンボジアで絹織物の復興に貢献された森本喜久男さんについてです。
あなたはカンボジアと聞くと何が思い浮かびますか?
私は「プノンペン」が思い浮かびます…って首都名なんですが、実はあまりよく知りません。
そのカンボジアの伝統の一つに絹織物があるんですが、歴史の中に埋もれようとしていました。
森本さんはその伝統をよみがえらせるために活動を続けて来られましたが、がんが体を蝕んでいることがわかったのです。
すでに余命宣告までされてしまったものの、まだ活動を続ける森本さんとは一体どんな方なのでしょうか?
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森本喜久男がカンボジアでがんの余命宣告
森本喜久男さんは1948年に京都で生まれていますから、今年69歳になられるんですね。
1971年に京都で手描き友禅の工房に弟子入りをしています。
レイデザイン研究所テキスタイルデザイン科でデザインを学び、1975年には森本染芸を設立して独立。
その後、タイとカンボジアで織物に出会い、ボランティアやプロジェクトに関わり合いながら、1988年にタイで自分の店を開店しています。
引用元:http://iktt.esprit-libre.org/2005/06/post-141.html
それからもカンボジアやタイと関わり合いながら、1996年には非政府組織NGOとしてプノペン郊外にIKTT(クメール伝統織物研究所)を設立。
その代表を務めています。
ここでは絹織物の復興や調査と研究、そして活性化をさせるための活動をしているんです。
聞いたところによりますと、私財3億円を投じているなんで情報が入っています。
すげ~!
私なんかその10分の1、いや100分の1、え~1000分の1でもダメです。ホントお金がないんです。
その森本喜久男さんはがんを患っており、余命5年と言われています。
がんとわかっても治療する気はなかったそうですし、その5年も過ぎようとしています。
そんな森本さんは余命宣告をされて3年が過ぎた頃、こんなふうに語っています。
「毎日がすごく楽しい。きょう一日やるべきことをやって終わる。すごく充実感がある」
果たしてこの気持ちを今も持っていらっしゃるのでしょうか。
だとしたら、どうしてそんな気持ちでいられるのか不思議でなりません。
森本さんは20年以上住んでいるカンボジアで多くの人の死を見てきました。その中で「死ぬことを恐れる必要はない」と悟ったようですね。
でも私は正直言ってとても怖いです。
たしかに別れも経験してきましたが、自分にもそんな日が来ることが未だに信じられないのです。
確かどなたかがおっしゃっていましたが、今日が最後だと思って生きることができれば考え方が変わるのかもしれませんね。
森本喜久男さんの家族は?
そんな森本喜久男さん、現在は離婚されているようです。
20歳のときに結婚されており、娘さんがいらっしゃるとのこと。
年齢まではわかりませんでしたが、お名前は彩香さんとおっしゃるそうです。
当時はどうかわかりませんが、今の時代でみると20歳の結婚は早い方だと思います。
もしかしたら、すでにお孫さんがいるかもしれませんね。
娘さんは現在日本にお住まいと言いますから、たまにしか会えないのは寂しいのではないでしょうか。
私なんか寂しがり屋なところがあるので、一人では辛いかもしれないです。
こう見えても意外と心が弱いんですよ。(あっ、見たことないですよね 笑)
次回は余命宣告された京友禅職人がカンボジアに作った世界一の“織物の村”。美しき糸と村人が織り成す奇跡の“祭り”にカメラが密着 しました!4月9日夜11時から放送です。#情熱大陸 #jounetsu #mbs #tbs #森本喜久男 #テキスタイルデザイナー #絹織物 pic.twitter.com/ULGahK9EAQ
— 情熱大陸 (@jounetsu) 2017年4月2日
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執筆した書籍はどんなものがある?
森本さん、実は執筆もされていて本も3冊出版になっています。
その本とはこちら
↓↓↓
他にも出版しています。
- カンボジア絹絣の世界
- メコンにまかせ
ちょっとした作家みたいですね。
IKTTで売っている作品の値段は?
IKTTはシェムリアップ市郊外の村の中にあります。
その村は「伝統の森」と呼ばれていて、織物にたずさわっている人達が生活しています。
現在は約70名ほどの村人がいるそうです。
「伝統の森」の入り口はこんな感じなんですね。広さは25ヘクタールといいますから、東京ドーム5~6個ほどの面積になります。
引用元:https://motion-gallery.net/projects/iktt
ここにはお土産を売っている店もあります。
また村の人々の作品が売られてるのですが、カンボジア土産としてはとても高価なのだそうです。
ただ商品としては素晴らしい物のようですね。それが証拠に海外からお客さんが本物のシルクを目当てに買いに来るといいます。
やっぱりどこの国でも本物は高価だということでしょうか。
ある意味、立派なブランドですからね。
ちなみにテキスタイル・デザイナーという肩書の森本さんの仕事は、ファッションやインテリアの布地・織物をデザインするんです。
つまり生地のデザインとでもいえそうですね。
まとめ
そんなわけで今回はカンボジアで絹織物の復興に貢献された森本喜久男さんについてでした。
森本さんは布地や織物の世界でずっと仕事をされてきました。
40年以上も同じ業界で仕事をしているとマンネリ化しそうなものですが、決してそんなことはなさそうです。
それはきっと常に新しいものを追い求める気持ちと、新しい発見があるからだと思います。
アイディアを考えて形にしていくことは大変でしょうが、素晴らしい作品を作りあげてほしいですね
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