こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題は元プロボクサーの坂本博之さんについてです。
坂本さんと言えば「平成のKOキング」と言われるほどの強力なパンチで多くのOK勝利をあげてきました。
引退されてすでに10年近くが過ぎようとしています。
その坂本さんとは一体どんな方なのでしょうか?
また、現在はどうされていてご家族はどうなのかなど調べてみましたので、一緒にみていきましょう。
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元プロボクサー坂本博之の経歴とプロフィールは?
プロフィール
名前 :坂本博之(さかもと ひろゆき)
生年月日:1970年12月30日
出身地 :福岡県田川市
出身校 :小松原高等学校卒(現、叡明高等学校(えいめいこうとうがっこう))
引用元:http://rysyoga.hida-ch.com/e643813.html
坂本博之さんの少年時代はずいぶんと辛い思いをされてきたようです。
小学校1年のときに両親の離婚によって親戚に預けられた坂本さんと弟さんは、虐待ともいえる扱いを受けていたそうです。
それは、食事がお昼の給食だけで、家では食べさせてもらえませんでした。
さらに寝るときは玄関にバスタオルを敷いただけ、トイレも使わせてもらえず外で足すといった具合です。
それにも増して恐ろしいのは、
不満を言うと、顔の形が変わるほど殴られた
引用元:http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1023
と言いますから、異常な状況だったんです。
それでも生きるのに必死で、弟さんを死なせるわけにはいかないという思いから、給食のない日にはトカゲやザリガニ、ドジョウをとって食べたと言います。
とても考えられないような生活を強いられていたんですね。
ですが弟さんが栄養失調で倒れたのを機に児童養護施設である和白青松園に入り、ここで初めてボクシングを知ることになります。
その後母親に引き取られますがボクシングをやる余裕などなく、高校を卒業してやっとジムに通うことができました。
そして猛烈に練習をおこなうのです。もちろん目標である世界チャンピオンになるためでした。
坂本さんの戦績ですが、47試合39勝7敗1分け(29KO)
- 1991年12月 プロデビュー戦 KO勝ち
- 1992年12月 東日本ライト級新人王
- 1993年2月 全日本ライト級新人王
- 1993年12月 日本ライト級王座
- 1996年3月 OPBF東洋太平洋ライト級王座
その後、1979年、1998年、そして2000年には2度の合計4回、世界挑戦をおこないましたがチャンピオンにはなれませんでした。
2002年には東洋太平洋2階級制覇を狙うも叶わず、首と腰痛の治療のため長期休養に入ります。
2005年には復帰しましたが年齢的な衰えには勝てず。2007年11月に後楽園ホールでの引退記念興行を最後に現役を退いています。
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結婚した嫁や子供と現在は何してる?
そんな坂本博之さんですが、現役時代にご結婚されていますね。
ですが、2002年に最初の子供さんは6ケ月で死産、男の子で名前は京志郎ちゃんと決めていました。
2004年には2人目が8ケ月目に子宮破裂で生まれたものの仮死状態で、不整脈もあり亡くなっています。女の子夢結(ゆい)ちゃんと命名していたのです。
ここでも辛い思いをされてきたんですね。
その後、2008年には待望の元気な女の子が生まれます。
名前は明沙音(あさの)ちゃんと言うのだそうです。
きっと大切に育てていらっしゃると思います。
可愛くて仕方がないのではないでしょうか。
すでに現役を引退している坂本さんですが、現在はどうされているのでしょう。
実は2010年8月8日にSRSボクシングジムを開いています。
このジムの名前のSRSの意味なんですが、
スカイハイ・リングスの略で「天高く輪を広げて」との願いを込めた
引用元:http://www.zakzak.co.jp/people/news/20101117/
peo1011171558000-n1.htm
のだそうですよ。
そして、そこには施設の子供たちにも練習できる環境が準備されていました。
きっと自分で大変な思いをしてきたから、同じ思いをさせないためにそうしているのでしょう。
今でもボクシングに対して、熱い情熱を持っている坂本さんです。
その半生が綴られた本がありました。
↓↓↓
僕は運命を信じない 不滅のボクサ-坂本博之物語 [ 田中耕 ]
まとめ
今回は元プロボクサーの坂本博之さんについてでした。
いくつもの不幸を乗り越えてきた坂本さんは本当に凄いと思います。
私も子供の頃は決して裕福ではありませんでしたが、これほど辛い思いはしていません。
いろいろと調べているうちに胸が熱くなってきます。それと同時に辛い思いを乗り越えてきた人は他人に優しい人だと実感できました。
2000年には児童養護施設の支援を目的に「こころの青空基金」を設立しています。
この優しさ、思いやりは本来は誰にもあるものなのでしょうが、なぜか忘れてしまっている気がします。
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