こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題は一万円札廃止についてです。
物価が高くなって一万円札の価値ってどれくらいあるでしょうか?
昔ならいろんなものが買えたりしましたが、現在ではその価値も下がってきていますよね。
とはいえ金額は大きいですね。
その一万円札ですが、廃止になるかもしれないという情報があり、世界でも実際に高額紙幣がなくなるという事実があります。
そこで本当になくなるのか、そして今後どうなるのかについて見ていきたいと思います。
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1万円札がなくなるという噂は本当?
いきなりですが、もしも5千円札や1万円札がなくなったらどうしますか?
困りますよね。
だって小さい額のお金をたくさん持っていないといけなくなるんですよ。これって大変だと思うんです。
現実に廃止論が出ている事もあるようで、そのきっかけとなったのがある一冊の本でした。
それがアメリカの経済学者でハーバード大学のケネス・ロゴフ教授が書いた「現金の呪い」という本です。
現金の呪いーー紙幣をいつ廃止するか [ ケネス・S・ロゴフ ]
これによれば高額紙幣は消費や投資にとってマイナスになるというのです。貯金する人が減り脱税が増える要因になっているともしています。
そして日本に対しても1万円札や5千円札の廃止の提案までしてきているのです。
つまり、現金をそれほど必要としない社会が考えられているんですね。
それに海外では高額紙幣が廃止の方向で動いている事実があります。
- アメリカ:100ドル(約1万1千円)紙幣廃止論
- EU:2018年末で500ユーロ(約6万7千円)紙幣発行停止
- インド:500ルピー(約900円)、1000ルピー紙幣の廃止宣言
- 中国:新紙幣発行の可能性は低い(現在最高100元:約1700円)
では日本では本当に廃止になるかと言えば、現状はまだその段階になっていませんし議論されるのもこれからの話です。
もっともどこまで議論されるかもわかりませんが…。
ですから、今すぐになくなるという話ではありません。
なので当分は財布を持っている人はいなくなりそうにないですね。私の場合も当分は薄~い財布とお付き合いが続きます。(笑)
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高額紙幣を廃止の今後を予想
それでは今後、1万円札がなくなっていくのかといったら可能性はゼロではないでしょう。
実際に現在でも現金を持ち歩かず、カードや電子マネーで済ませている方は意外と多いと思います。
クレジットカードも昔は何となく危ないといイメージがありましたが、使ってみれば簡単ですし管理に気を付けてさえいればそれほど心配もいりません。
何といってもお金を持ち歩かなくても済んでしまいますし便利ですからね。
この流れが加速されることになれば高額紙幣に限らず、現金そのもののあり方が変わる事は十分に考えられます。
ところが実際に現金から離れてきているかと言えば決してそうではないようです。
そこには日本人の国民性などが関係しているようなんです。
①現金決済を好む国民性があること、②90年代末には銀行不安を背景に銀行預金から現金へと資金をシフトさせ、その後もその現金が手元で保有される傾向が続いてきたこと、③長期化する低金利のもとで銀行預金を保有するインセンティブが低下したこと、④他国と比べて治安が良いため、現金を持ち運ぶことの不安が比較的小さいこと、⑤どのような地域でも現金が不足する事態が生じにくいこと、⑥紙幣のクリーン度が高いこと
引用元:http://fis.nri.co.jp/ja-JP/knowledge/commentary/2017/
20170802.html
これらの事を考えると、実際に日本がキャッシュレスになるには、まだまだ時間がかかりそうと言えます。
まとめ
今回は1万円札廃止の噂についてでした。
大昔は物々交換で成り立っていたのが、お金ができたことで簡単に、そして自由にものを買えるようになりました。
ですが便利になった反面、いろんな問題が起きているのも事実です。高額紙幣もその原因の一つと言えそうです。
この問題は今後いろんなところで論議されていく事になるでしょう。その変化は私たちの生活を大きく変えてしまうかもしれません。
一体どのように変化していくのか今後を見守っていきたいと思います。
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