フィリピンのドゥテルテ大統領は就任以来、過激な発言で話題になることが多い人物です。
ニュースなどの報道から得る情報では、とても強気な性格をしているように思えます。
時には「失言じゃないの?」と思える言葉が飛び出します。
就任した時は「へぇ~」くらいにか思っていませんでしたが、ここまで強気の発言をするドゥテルテ大統領とは、いったいどんな人物なのかとても気になりました。
その人物像や経歴などについて知りたいと思いましたのでチェックしてみました。
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基本情報
名前 : ロドリゴ・ロア・ドゥテルテ(Rodrigo Roa Duterte)
生年月日: 1945年3月28日
出生地 : フィリピン レイテ島
家族関係: エリザベス(Elizabeth Abellana Zimmerman)さん(元妻別居)
現在は今は内縁の妻がいる
(子供3人) パオロ(Paolo)さん
サラ(Sara)さん
セバスチャン(Sebastian)さん
(子供は元妻との間に生まれた)
学歴 : リセウム大学政治学部(1968年卒業)
サン・ベダカレッジ(1972年卒業)司法試験合格
ドゥテルテ大統領の経歴
1988年 ダバオ市長に就任 (1988年~1998年)
1998年 下院議員に当選 (1998年~2001年)
2001年 ダバオ市長に就任 (2001年~2010年)
2010年 ダバオ副市長に就任 (2010年~2013年)
2013年 ダバオ市長に就任 (2013年~2016年)
2016年 フィリピン大統領に就任
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ドゥテルテ大統領の人物像
ドゥテルテ氏は過激な発言をすることから、フィリピンのトランプとも呼ばれていますが、これは発言だけでなく実行力もすごいからとされています。
例えば麻薬撲滅のために厳しく取り締まりをおこない、容疑者が現場で射殺される事件が1,800件も起きている事も、ドゥテルテ氏の方針との関係がある可能性が出ています。
関係があるとすれば相当の強硬派と言えますが、正義感が大変強い人物なのかもしれません。
市長時代には「暗殺団」を指揮していたとの情報もあります。
時代劇の世界では「必殺仕事人」は正義の味方ですが、現実ではどうなんでしょう?
ただフィリピンの人たちは
現在のドゥテルテ氏に
とても大きな期待をしているようです。
それはこれまでの歴代の大統領がお金持ちの富裕層であったのと違い、ドゥテルテ氏が一般層であることが関係しているようです。
貧しい人たちにとっては、自分たちが生きていけるかどうかが左右されるほど重要なことに違いありません。
彼ならきっと貧困や汚職を一掃してくれるという期待が大きいのでしょう。
今後の動向と不安
ですが懸念されている事もあります、それは過去のマルコス政権時代の二の舞にならないかということです。
マルコス氏の場合にも当初の政策は変更され、お金と権力によって独裁者へと変わってしまっています。
またドゥテルテ大統領とアキノ元大統領の違いはドゥテルテ氏が親中派であるのに対してアキノ氏は反中派といわれています。
大学時代の恩師がフィリピン共産党の創始者であることも関係していると考えられます。
またこのことはフィリピンにあるいくつもの大手華僑企業にとって追い風になるかもしれません。
このあたりの彼をとりまく事情もドゥテルテ氏を変貌させる可能性を持っているといえます。
過去の政権と同じ道をたどるか、改革をつき進めていくことができるか注目したいですね。
今の政策を変えることなく、フィリピン国民のために貫き通してほしいと願うばかりです。
まとめ
今回はドゥテルテ大統領の情報をお届けしました。
普通なら大統領という立場を考えれば言いにくいこともあるのですが、はっきりと発言ていますね。
ある意味「すごい!」です。
私からしたら
「えっ?」
「そこまで言うか?」
という内容でもストレートに言えるところは、ちょっとうらやましかったりします。
ただ、言葉は取り消しができないものだと思っていますので、お互いに発言には気を付けたいですね。
あなたの一言は他人を「幸せ」にも「不幸せ」にもできるパワーを持っているのですから。
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