こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題は政務官についてです。
なんか聞いただけでお堅いイメージですよね。
特に最近はニュースでも聞くことが多くなりました。それも残念なことに、あまりよろしくないニュースばかりです。
この政務官の仕事って何をするのかご存じですか?
日本人でありながら知らない人ってたくさんいると思います。(ですよね?)
そこで政務官のあれこれについて調べてみましたので、見ていきましょう。
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政務官の仕事内容と給料・年収はいくら?
政務官の仕事内容
政務官の正式な役職名は大臣政務官と言います。
ですが通常はニュースも政務官と呼ばれておりますが、いったいどんな仕事をしているのでしょうか?
国家行政組織法によりますと、
大臣政務官は、その省の長である大臣を助け、特定の政策及び企画に参画し、政務を処理する。
と定められています。
つまり大臣を補佐する役目を担っており、政策や企画に加わって、それに関する事務をおこなうのが仕事です。
もっと簡単に言うなら国や政府がおこなう案件の処理を手伝っている人になるでしょうか。
ちょっとややこしいですが、副担当的な感じといった方が分かりやすいかも知れませんね。
給料・年収はいくら?
その政務官の収入も気になりますよね。
内閣官房内閣人事局から発表された2016年(平成28年)版の金額です。
1ヶ月あたりの給料が119万9000円となっています。
ここに地域手当の20%になる23万9800円が加算されます。
という事は毎月143万7800円に収入になるんです。
年収はいくらになるかといいますと約2385万円となり、この中には期末手当が3.25ケ月分含まれています。
通常はここに国会議員と政務官の差額が支払われるはずですが、政務官の方が給料が安い為マイナスになっています。
という事は差額が加算されることがなくなるのでしょうか。
そうなれば国家議員の給料129万4000円×12ヶ月分と期末手当が支払われることになります。
年収にすると約2190万円となり、ここに月100万円の文書通信交通滞在費と言われるものが支払われます。(100万円も使うんですかねぇ?)
これで約3390万円となるんです。
さらに秘書雇用手当や立法事務費、あるいは政党交付金もあり、一体どれだけもらってくの?と聞きたくなってきます。
いずれにしてもこれ以上のお金が支払われていることになります。
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資格や副大臣との違いも調査
政務官になるための資格
まず大臣政務官になる資格は?と言うと、実は国会議員である必要なありません。
その理由は国家行政組織法によって次のように定めわれています。
大臣政務官の任免は、その省の長である大臣の申出により、内閣がこれを行う。
ここには国会議員であるとは規定されていません。
つまり民間人でもOKということになるんですね。
それなら、あなたや私でもなれるかと言えばそうではありません。実際には国会議員の中から選ばれています。
例えば外務省の場合、外務大臣が「この人にしたい」と選んだ後に総理大臣や各大臣で組織された内閣で任命することになるんです。
それはそうですよね、実際に国の政治にかかわったことのない人が大臣を助けたり、政策や企画に参加できるわけがありません。
となると、やっぱりこの道のプロでなければ出来ない仕事なんですね。
ただ大臣の場合は過去にも民間人から選ばれたことがありました。
例えば小渕内閣や森内閣のときに経済企画庁長官を務めた堺屋太一さんや、小泉内閣で金融担当大臣だった竹中平蔵さんを覚えているでしょうか?
お二人とも国会議員ではありませんでしたが、閣僚になっておられます。
政務官と副大臣の違い
では大臣政務官と副大臣の違いを見てみましょう。
副大臣の職務についてはこうなっています。
副大臣は、その省の長である大臣の命を受け、政策及び企画をつかさどり、政務を処理し、並びにあらかじめその省の長である大臣の命を受けて大臣不在の場合その職務を代行する。
ということは政策や企画を自分の仕事として担当することになります。当然ですが自分がメインになって行うということですね。
さらに副大臣の場合は大臣がいない場合には、その代役を務めなければなりません。
場合によっては国会答弁を行うことだってあります。
これに対して政務官の場合は参画する…つまりサブとして加わるので補佐としての役割をもっていると言えです。
引用元:https://thepage.jp/detail/20130929-00000001-wordleaf
こうやって見ると明らかに担当する範囲が違いますね。
とはいえ大臣が直接管轄することになり。責任がともなう立場に違いはありません。
まとめ
今回は政務官についてでしたが、いかがだったでしょうか?
仕事も大変でしょうが、給料もいいですねぇ。どっちを選ぶかと言われたらもちろん…ですが。(笑)
そんな政務官をされてきた皆さんも、多くの方が失言でやめています。
やはりそれだけ世間に対しての影響があり責任が重い仕事なんだと思います。
プレッシャーも相当ある仕事でしょうし、場合によっては食事ものどを通らないこともあるでしょう。
それでも続けたいのは政治家としての宿命なのかもしれません。これからも日本のために頑張ってもらいたいと思います。
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