こんにちは、ぶろじんです。
今日の話題はヤコブ病についてです。
病名は聞いたことがある方はたくさんいらっしゃるかと思います。
ですが、どんな病気であるかを知っている方はあまり多くないかもしれませんね。
一体どういった症状が現れて、その治療や予防方法について調べてみました。
早速見ていきましょう。
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ヤコブ病の症状とは?
ヤコブ病はクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)と呼ばれています。
100万人に1人の割合で発病し50歳~75歳が最も多いとされ、平均年齢は68歳と言われています。
1920年代の初めに、ドイツのクロイツフェルトとヤコブという二人の神経病理学者によって発表されたことからこの名前が付けれています。
その症状ですが、初期のころは目まいや立ちくらみが起こります。また、上手く歩けなかったりすることもあります。
病気に進行はとても早くて、物が見えにくくなったり耳が遠くなる、言葉を思うように発せられないといった状態になっていきます。
さらに悪化すると無動性無言状態といって、目覚めていても何かをしゃべったり動いたりという事をしなくなってしまいます。
この状態になるのに3ケ月~7ケ月ほどと言われており1年もかかりません。
そして1年~2年で全身麻痺や呼吸麻痺となり、肺炎などに掛かったりして亡くなってしまうのです。
治療の薬や予防方法は?
では治療方法はあるのでしょうか?
結論から言いますとありません。
治療方法がまだ見つかっていない状況で、出来る事は症状に応じた対処療法がとられているのが現状です。
また一時的にですが、症状の改善があったと報告されているようです。とはいうものの完治する状態には至っていません。
ですのでヤコブ病にかからないように予防するのが一番の対策です。
ヤコブ病は、風邪のようにかかっている人と会話しただけで移るわけではありません。
性的な接触によるものや、お母さんから子供へも母子感染の報告もないようですが心配ですね。
ではなせ発症するかとなるのですが、原因としては遺伝子の異常によるものがあげられます。
また医療行為によってヤコブ病患者であった人からの角膜や硬膜(頭蓋骨の下にある膜)の移植、ヒト成長ホルモンのの投与などが原因の場合があります。
外科用の医療器具によることもあるようです。
なので私たちにできることは健康管理と事故に気を付けて、病気やケガで手術や治療をおこなわたくでも済むようにすることです。
でも、もし治療を受ける事になった場合には、当たり前ですが病院や医師に頼らざるを得ないと思います。
そうなったら私たちに何か出来るわけではありませんので、信頼してお願いするしかありませんね。
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血液感染で余命宣告も
ヤコブ病は輸血で感染することが報告されています。
ですが事故や病気で手術をする際には、輸血を受けなければいけない場合もあると思います。
私の家族も輸血してもらったことがありますので、もしあの時輸血ができなかかったらと考えるとゾッとします。
そのおかげで命が助かっているのですから。
血液がとても大切なのはわかるのですが、感染した血液を排除できていない現状を考えますと正直不安は消えません。
ヤコブ病は一度発病してしまうと完治しないばかりか確実に亡くなってしまう恐ろしい病気です。
つまり病名の宣告=余命宣告をされているのと同じなのかもしれません。
とはいえ本人やご家族にとっては、はいそうですかというわけにはいかないでしょう。
何か私たちにできることは無いのでしょうか?
まとめ
今回はヤコブ病についてでした。
調べていてわかったことですがヤコブ病とわかった途端、差別を受けたという話に驚きました。
今は簡単に移らない病気であることが分かっていますが、昔はやはり誤解されていた病気だったんですね。
ですが、一度かかってしまうと完治できない病気であることは本人だけでなく、ご家族にとっても辛いことだと思います。
現在の医療技術の発展は目覚ましいものがありますが、少しでも早く完治出来るようになることを願うばかりです。
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